「学校読書調査」の結果

全国学校図書館協議会は、全国の小・中・高等学校の児童生徒の読書状況について毎年調査を行っています。

※第66回調査までは、全国学校図書館協議会、毎日新聞社の共催で実施しました。
 第67回調査以降は、全国学校図書館協議会が実施しています。

※2020年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、調査を中止いたしました。

第70回学校読書調査(2025年)

第70回調査(2025年)の結果がまとまりました。
調査の項目は、毎年定例のものと年ごとに特設したものとがあります。「5月1か月間に読んだ本の冊数」「5月1か月間に読んだ雑誌の冊数」は、毎年調査しています。
65回まで継続調査していた「5月1か月間に読んだ本の名まえ」「ふだん読んでいる雑誌名」は、66回より定例項目としては中止しました。代わりに「今の学年になってから読んだ本の名まえ」を調査しました。
70回はその他に、「電子書籍の読書経験」「獲得したデジタル情報の正しさをどう確かめているか」「どんなときに本を読みたくなるか」などを尋ねました。

第70回調査の結果では、2025年5月1か月間の平均読書冊数は、小学生は12.1冊、中学生は3.9冊、高校生は1.4冊、不読者(5月1か月間に読んだ本が0冊の児童生徒)の割合は、小学生は9.6%、中学生は24.2%、高校生は55.7%となっています。

第70回学校読書調査概要

調査者:全国学校図書館協議会
調査時期2025年6月第1・2週
調査対象:全国の小学生(4~6年生)・中学生(1~3年生)・高校生(1~3年生)の抽出調査
《小・中学校は都市規模別、高校は学科別にサンプル校を抽出し、各学年1クラスで実施》
小学生:3,354人中学生:4,440人高校生:4,238人
調査項目:
 問1:5月1か月間に読んだ本の冊数
 問2:5月1か月間に読んだ雑誌の冊数
 問3:分からないことを調べるとき、何で調べるか
 問4:PC、スマホ、タブレットで調べた内容が正しいかどうか確かめているか
 問5:本の話をするかなど本のことについて
 問6:今の学年になってから読んだ本の書名
なお、「第70回学校読書調査」全項目の結果と分析は、機関誌『学校図書館』2025年11月号に載っていますのでご覧ください。また、今回は読売新聞社の紙面協力をいただき、読売新聞2025年10月28日朝刊に調査結果が掲載されました。

過去31年の学校読書調査結果の推移

第41回【1995年】~第70回【2025年】

5月1か月間の平均読書冊数


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不読者※の割合


70読書調査 不読者の推移

※この調査では、5月1か月間に読んだ本が0冊の児童生徒を「不読者」と呼んでいます。