コンクール
読書感想画中央コンクール
読書感想画中央コンクールは、読書の感動を絵画で表現することにより、児童生徒の読書力、表現力を養い、読書活動を振興することを目的に、全国学校図書館協議会と毎日新聞社の主催で実施しているものです。読書感想画の歴史は古く、山口県を含めた九州地区では、四十数年の歴史を重ね、他の県でも独自に取り組みがされていました。1983年には近畿地区学校図書館連絡協議会、1986年には関東地区学校図書館協議会がコンクールを実施し、1989年にはこの二つのブロックのコンクールを発展的に解消し、読書感想画中央コンクールとして始まりました。1990年には、東北6県と長野県、新潟県が加わり、2013年からは北海道が加わりました。現在では、38都道府県の全国規模で実施されています。九州地区(山口県を含む)は、歴史も古く、独自にコンクールを実施しています。このコンクールは、個人応募ではなく、学校単位で参加をします。各学校で読書指導の一環として描かれた感想画は、都道府県の審査により都道府県の代表作品として中央審査会に送付されます。中央審査会では、「読書感想画審査基準」に基づいて審査の上、文部科学大臣賞、優秀賞、優良賞、佳作などを選考し、2月に行われる表彰式で授賞します。
また、図画工作科・美術科の先生方の全国的な研究組織の「全国造形教育連盟」による後援をいただき、各学校の学校図書館と図工科・美術科の先生と連携・協力して感想画の指導にあたっています。このコンクールの応募要項は、コンクールを実施している都道府県学校図書館協議会を通じて、各学校に配布されます。