文部科学省が学級編成・教職員定数の在り方の意見を募集

 文部科学省では「今後の学級編成及び教職員定数の在り方」について検討を進めています。すでに教育関係21団体からヒアリングを済ませ、現在、今後の検討の参考にするために広く意見を募集しています。
今後の学級編制及び教職員定数の在り方に関する意見募集について

 司書教諭が学級・教科担任をはずれて学校図書館の業務に専念するためには、教職員定数に措置されなければなりません。平成17年に計画された「第8次公立義務教育諸学校教職員定数改善計画」においては、平成18年~22年の5か年で司書教諭を1,027人配置することになっていましたが、残念ながらこの計画は実現しませんでした。
第8次公立義務教育諸学校教職員定数改善計画(PDF)

 また、学校司書は、平成5年の教職員定数改善により事務職員として大規模校に措置されていますが、学校規模の引き下げのためには定数で措置されなければなりません。
 今回、教職員定数の見直しにあたり、全国SLAは、学校図書館の充実のために「司書教諭と学校司書の定数措置を要望する」ことを広く呼びかけています。人の配置は、学校図書館の大きな課題であり、その課題を解決する一つとして教職員定数に措置されることが重要になります。是非、多くの方々が「司書教諭と学校司書の定数措置」を要望することをお願いします。

 なお、参考までに全国SLAの意見書を添付いたします(参考資料①)。

意見募集期間:平成22年3月18日(木曜日)~4月16日(金曜日)
意見提出方法:電子メール
意見提出先 :鈴木副大臣、高井大臣政務官(メールアドレス:suzutaka@mext.go.jp
意見提出様式:別紙(参考資料①)の通り

参考資料
全国SLAの意見書
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